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 ・京都癒しの旅 パートⅡ

 ・番外編 かぼす台湾に行く


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 ・みかん18歳になる?

 ・みかんしまなみ街道へ


 ◆1998年

 ・みかん秋葉原に行く

 ・みかんピアス開けに行く

 

 
 みかん体験記その2はこちら↑

 

 

◆ 北海道はでっかいどー! 2012年9月 ◆

北海道・道央~道東に7泊8日で行ってきたYO!

※9月8日
 

お昼出発。直行便がないので羽田で乗り換えです。急に決まったこともあって、窓際の席を押さえられなかった…。

 

晴天の羽田空港。15分遅れで到着。飛行機がいっぱい。飛行機オタクのかぼすが、ずーとうるさい。

 

 

ピカチュージャンボだ!とかぼすが騒いでいたので一緒に記念撮影。大仏が影になってしまってよくわかんない。ボーイング747型は2014年全機が退役予定なので、もしかしたら見るのはこれが最後かも…?

 

  定刻どおり3時5分出発。窓際が押さえられなくてガッカリだったのに、どうやら急遽窓際の人がキャンセルした模様。いそいで横にズレて、キャッキャッ状態の夫婦。ボーイング777型。
 

わーい!窓際~!!!と喜んでいたら、羽で景色まったく見えんやんけ!

 

ということで約1時間半後、千歳空港到着。出口はあっという間に人がいなくなって、結構閑散としてたけど(当たり前か)建物は結構大きいじゃん!

 

 

空港からはバスで札幌市まで移動します。途中みつけたビル『歯科めぐり』の文字が。へー!このビルに歯医者さんがいっぱい入ってんの?と思ったら…

 

 

横に”めぐり歯科”の看板。いやん、もう!北海道ということで、一人テンション高くて、こんなことにも一喜一憂してしまうみかんさん。

 

意外にバスは時間がかかって、札幌市についた頃にはすっかり暗くなっていました。ガラガラと荷物をひっぱってホテルに移動。途中見つけた『かに本家』というお店。

 

  横にまわると、毛蟹のディスプレイ。なかなかインパクトあります。さすがに二つとも動いてはなかった。
 

ホテルをチェックインしたあと、食を求めて市内をウロウロ。結局、ホテルの近くの居酒屋へ。メニューは?というと、ガラガラと大きな板が引っ張られてきて、それを見て注文。

 

 

北海道初めてなんですぅ~と店員のおにいちゃんに言うと、いろいろお勧めを出してくれました。なんかね!これがめっちゃ美味しいんですけど!ジャガイモとかアスパラとか!あとピュアホワイトという、生で食べられるとうもろこし!


 

またこのイカが絶品で。やわらかくて、濃厚で。オレ、北海道めっちゃ気に入ったわ!とご満悦のかぼちゃん。

 

 

お店の外には、系列店なのか『内臓天国』というお店のポスターがデカデカとはってありました。気になる…気になるわ、内蔵天国。

※9月9日
 

今日は釧路に移動します。心配していた通り、朝からどっしゃぶりの雨。荷物を置いてレンタカーを借りに行ったかぼすが、なかなか帰ってこない。めっちゃ気温さがって寒いんですけど。

 

 

待つこと約1時間。やっとかぼすが戻ってきて、ビチャビシャに濡れながら荷物を掘り込んで、いざ出発!占冠PAに貼ってあったポスターには『給油所は下記3箇所です』って、もう場所が全然違うんですが…。

 

 

北海道といったら、ソフトクリームだろ~とかぼすが言うので、めっちゃ寒いけど購入。横でヒグマの缶詰を売っていたので、これも衝動買い。お店の人に聞くと、結構現地の人はクマ、食べるんだって。

 

 

雨の中、ただひたすらに釧路をめざします。

トマム!あれはトマムだよね?

 

なんて言うか…予定では、高速から壮大な景色が見えるはずが、霧でまったく見えない…。

 

  ずーと、ずーとこんな状態。
 
窓からの景色も全然だったのですが、他に走っている車も皆無で、やっと前方に1台、車ハッケン!  

雨が小降りになり、牧場らしき景色が見え始めました。牛!牛がいる!しかもこんな雨の中、ウジャウジャいる!とテンションがあがる夫婦。

 

 

また山間部に入って、ひたすら走行。SAに寄ってお昼食べようと思っても、そのSAがない!

 

  高速から降りて、一本道をどんどん走り続けます。他に走っている車がいないよね…。というか、お店がないよね…。お腹すいたよぅ。
 

なんかもう同じ景色しか見てない気がする…。お店も人も車もいない…。わかってはいたけれど、今日はこれだけで終わる予感。釧路って遠かったんだね…。

 

 

結局本当にどこにも寄らず(寄れず)、何も食べず(食べられず)、ホテルに夕方やっと到着。しかも日曜日ということで、繁華街のほとんどのお店がお休み!。ガーン!全国チェーンの居酒屋しか開いてなくて、料理もイマイチ、ちょっと残念な1日でした。

※9月10日
 

朝、ホテルをチェックアウト。雨はひとまずやんで、どんよりとしたお天気。道路にお魚が埋まっていました。

 

釧路駅にて。車を和商市場に置いて、今日はまずノロッコ号に乗って釧路湿原を観光します。

 

ノロッコ号がキター!正面からとお尻部分を撮影。6月~10月の運行で、1日2往復です。料金は大人片道530円。指定席は+300円。

 

 

記念撮影。ワタシが撮影しているのを見ていたおばさま達が、「ここイイじゃない!」と入れ替わり立ち替わり何枚も撮影しまくってました。

 

 

ノロッコ号の中には、釧路湿原にいる動物たちの看板やぬいぐるみがディスプレイされています。

 

  でもスピーカーはBOSE製。
 

本当は湿原側の指定席を取りたかったのですが、すでに予約でいっぱい。反対側のペアシートしか空いてなかったのですが、でもちゃんと向きを変えれるようになっていました。

 

  走り始めて湿原に入ると、名前のごとくノロノロ運転に切り替わり、説明のアナウンスが流れます。(ちょっと聞き取りにくいけど)テープかと思ったら、女の人がマイクをもって生説明していました。これは岩保木水門。
 

結構お客さんが多くて、みんな立って写真撮影していました。自由席は結構場所取り大変だと思う。

 

 

広大な釧路湿原。これが6000年前は海の底だったんだって!。運がよければ、シカやキツネ、季節によっては丹頂鶴が見られるそうですが、今回はまったく見られず。

 

 

ノロッコ号の看板で写真を撮りまくっていたおば様たちも、始めは騒いでいたけれど、だんだん静かになって、ボーと湿原を見つめる。自然はそういう力があるのです。

 

  終点塘路駅。乗客でごったがえす駅。みかんさんたちは、また釧路まで帰るので、発車時間まで時間をつぶします。
 

駅の裏側には観光バスが何台もとまっていました。みんな片道だけノロッコ号を体験して、あとはバスで移動するんだね。

 

  顔ハメ看板発見!カヌーと大仏。
 

ノロッコ号の中では車内販売でプリンが売られていました。美味い!帰りの便はほとんど人がいなくて、ほぼ貸切状態でした。

 

  釧路駅につくと、なにやらたくさんの人が写真を撮っている。ルパン列車だ!!
 

駅から和商市場に戻る途中のビルにて。なんだかソコだけ妙に暗くガランとしていて、のぞくと、お釈迦様がいっぱい祭られていました。看板もなく、なんなんだろう?

 

 

和商市場内。魚介類や野菜など、たくさんのお店が並んでいます。ここの名物と言えば『勝手丼』ですが、なんだかんだ選ぶと結構いいお値段になります。夫婦はここでメロン3個とピュアホワイトを15本購入。宅急便で送ってもらうよう手配。

 

 

お昼は市場内の『竹寿司』で。もっそいぶっきら棒な奥さんが注文を聞いてくれます。『水ダコの卵』というのを始めて食べました。

 

  市場を出た後、今度は湿原を中から真近でみようと、車で移動。湿原はやはり大きいですたい!
 

シカー!シカがおったぁぁぁぁぁー!

 

 

横から、中からの次は上から。ということで『釧路湿原・細岡展望台』にて。意外と人が少なく、ワタシ達のほかには家族連れとカップルのみでした。

 

 

天気がよかったら、壮大な景色が眺められたんでしょーが、この天気で近くしか見えず。

 

  寒い…。寒いんですけど…。
 
隣接している『細岡ビジターズ・ラウンジ』でトイレをお借りしたら。トイレットペーパーにDcmのマーク!我が家と一緒じゃん!  

湿原を堪能したあとは、今日の宿泊先、川湯温泉をめざします。やっぱりずーと一本道。

 

 

川湯温泉到着。道路には、ふくろうがいました。

 

 

今日の宿泊先。和室と洋室の二部屋ついた部屋でした。北海道ということで、暖房器具はあっても全館冷房はありません。LAN環境もなし。携帯も圏外て…。

 

 

例年なら夏場でも涼しいらしいですが、今年は猛暑ということで、扇風機が1台置いてありました。温泉からでたらフル回転。

 

  サービスで置いてあったお菓子『北風の旅人』。白い恋人変換バージョンですな。美味しかったよ!買わなかったけど。
 

1日1組、ネット限定の格安金額で予約したのですが、お料理も豪華、食べきれないほど出ました。

 

 

お腹いっぱいだよぅ。

 

この川湯温泉は酸性湯。釘などをつけていると解けてしまうそうで、確かに顔を洗っただけで目に沁みる沁みる。もちろんかけ流し。すいませんっ、写真撮れなかったので、画像はホテルのHPから拝借しました☆。

 

ホテルの廊下には、火事の非難についてのイラストが飾ってありました。こういうの好き。

 

※9月11日
 

今日は、まずは川湯温泉の源である硫黄山をめざします。やっぱり一本道。途中すれ違う車もなく、ただただ走ります。

 

  今日もお天気はどんより雲り空。
 

硫黄山到着。『硫黄山』という名前の通り、硫黄の匂いがすごいです。

 

手前には、蒸し卵がたくさん売られていました。もぐりの卵販売とかあるのかー。

 

 

至る所に噴気孔があって、硫黄を含んだ白煙が上がってます。おっと!アイヌのおじさんを発見!


 

地面変色してるよね。間近で噴気部分を見る事ができます。イェイ。そして熱いです。

硫黄山の動画です。シューシュー聞こえるのは噴気孔の音。

 

 

だんだんと霧がひどくなってきました。次は摩周湖をめざします。バスのあとを尾行中。

 

”霧の摩周湖”という言葉どおり、途中の道路も展望台も 真っ白な霧で何にも見えなくて、私たちの横で「霧ばっかりで、詐欺じゃねーか!」とおじさんが怒っていました。うんうん、その気持ちわかるよ、おじさん。


 

一応記念撮影。


 

そし渡辺体験牧場へ。所要時間約40分の『乳搾り体験とトラクターで草原周遊コース』1人1575円を体験します。巨乳牛ナッパちゃんと撮影。


 

若いお兄さんが、乳搾りから始まって、牛の性格や餌やりなどイロイロ説明してくれました。みかんさんは 生まれて初めて牛のおっぱいをしぼりました。やわらかい~。

 

ということで試飲です。めっちゃ濃厚。本当はハイジみたいに牛の下に寝転んで、直接おっぱいからお乳を飲みたかったのですが、さすがにそれは無理でした。

 

 

そのあと、お兄さんの説明を聞きながらトラクターで牧場を一周します。牛も性格がまちまちで、大人しいのから気難しいのまでイロイロだそう。しかもこのお兄さん、四国出身だそうで、昔は(といっても数年前)はけっこうワルで、ここの社長さんに出会って云々かんぬん…。

  乳牛も年をとるとおっぱいがでなくなる。それは乳牛としての価値が無くなるということ。価値がなくなった牛はミンチになってスーパーの店頭に並びます。そうやって人間は”命”を頂いているんですよね。ここにいる牛さんたちも、みんなおっぱいが出なくなったら ミンチになって、スーパーに並びます。とのこと。
 

人間のために生まれてきて、おっぱいだして、でなくなったらまた人間のために食用になる…それはある意味、とても残酷に聞こえる話で、これからはちゃんと命を頂いているということに感謝しなきゃって、恥ずかしながら改めて思いました。


  あの巨乳牛ナッパちゃんも、あと数年したらスーパーに並ぶ運命…。なんだかしんみりとした気持ちになりながら、牧場を後に。
 

まわりはずーと牧場だらけ。いたるところに牛が放牧されていました。みんなの”命”大切にするよ!

 

  シカ飛び出し注意の看板。交通事故多いんだって。
 

神の子池到着。入り口の看板は、落し物置きになっていました。どうなん、これ。

 

  って、うわー!めっちゃきれいー!!!ここだけブルー!なんでなんでこんな色なのー?
 

神の子池を撮影する大仏。

 

 

あれほどどんよりしていた空が急に晴れてきました。池の青と空の青と。

 

 

そしてモヤン山。牛の文字が見えます。ここは人口より牛のほうが数が多いんだそう。こういうのもみかんさん、好き。

 

  たしかに道路には『牛注意』の看板が至る所に。
 

なだらかなアップダウンのミルクロード。

牛乳を集配するトラックが頻繁に行きかうことからネーミングされたそーですが、バイクやオープンカーで走ったらめっちゃ気持ちいいと思いマフ。


  そして知床峠。さっきまであれほど晴れていたのに、また曇ってきました。寒い…。晴れていたら、ドライブコースとしてめっちゃいいと思うんですが。
 

天気がよければ、北方領土の国後島を見ることができるらしいです。

 

 

が、また霧でほとんど見えず。せっかくココまできたんだからと、当初は予定していなかった「知床五湖」へ向かうことにしました。

 

 

途中で出会ったキタキツネ。車を見つけると餌をもらおうと寄ってきます。窓をあけても逃げません。生態系をくずしてしまうので野生動物へのエサやりは厳禁。私たちが何もくれないとわかると、次の車を見つけてそちらへテクテクと歩いていっていました。


  シカ発見!ワタシ達が車から撮影していると、次々と車がとまって撮影大会状態に。
 

知床五湖到着。9月は植生保護期ということで、有料の簡単なレクチャーを受けないと地上遊歩道へは入れません。順路を守ること。野生動物へのエサやりは厳禁。歩道や木道から絶対にはずれるな。もうすぐ日没ということで、所要時間約40分の二湖→一湖→高架木道のルートを申し込み。

 

  あくまでもヒグマの住まいにお邪魔させてもらっているという気持ちで歩いてくださいと念をおされて出発。クマよけに「ホイホイ!ホイホイ!」と掛け声をしながら、遊歩道を歩いていきます。
 

花?いやキノコだ!

 

 

クマ探知機。クマが確認されると、地上遊歩道は即閉鎖されます。

 

 

9月といってもまだ夏なので、蚊がすごいです。ワタシは刺されなかったけど、かぼすが結構刺されていました。

 

  だんだんと日が暮れてきました。
 

二湖。一緒にまわっていた年配のご夫婦が、向こうにシカがいる!と騒いでいましたが、確認できませんでした。え?どこにいるの?

 

一湖に空と山が映っていて神秘的は雰囲気。しばしボーと眺める。

 

 

高架木道へ。大学生らしきグループがイチャイチャ騒いで撮影しているのを、そっと後ろから撮影するかぼす(右側)。

 

  高架木道からは一湖と知床連山が望めます。
 

この木道は無料。駐車場まで全長約800メートル。一湖だけですが、ヒグマの出没に関係なくゆっくり鑑賞できます。

 

 

電気柵がついているので、熊さんが登ってくるということもありません。見つけても騒いじゃダメだよ。

 

 

ヒグマ活動期は終わっていたためか、熊さんはいませんでした。かわりにシカさんの親子がいました。モグモグ草食べてる。

 

  帰り道の山から海を撮影。あー!なんかー!もうなにもかもが自然って感じで、いいですよ、知床!さすが世界遺産。
 
今回泊まった『つくだ荘』。6畳一間の和室です。料理がハンパない!との口コミをみて、かぼすが決めました。  

もちろん、暖房はあっても冷房はありません。扇風機は一応おいてありました。あ、冷蔵庫なんかももちろんないっす。

 

 

廊下から見たところ。

 

 

トイレも洗面所も共同。こういう雰囲気が大好きなのよ。

 

 

壁にシカさんの剥製。

 

 

晩ごはん。うわさには聞いていたけれど、めっちゃ量があります。そして美味しい!

 

 
温泉はこんな感じ。  

貸切状態だったので撮影~。

 

※9月12日
 

お食事は、朝からけっこうな量でした。美味しいから完食。

 

  外には猫たんが何匹かお散歩していました。ニャーと声かけたら寄ってきた。
 

昨日着いたときは、駐車場いっぱいだったのに、みなさんもう出発したのかまばらに。みかんさんたちは、本日もこちらに泊まります。

 

  今日はオーロラ号に乗って、知床半島を海から見ます!船乗り場のトイレせせらぎ。
 

オーロラ号がきた!これに乗るよ!時間の関係で1時間半の硫黄島航路。10時半発の302便に乗りました。


 

出航~。おじさんたちが数人手をふってくれていました。

 

 

ゲロ袋がたくさん置いてあるのを見つける。船に乗ってから知ったんだけれど、知床観光船にはこの「オーロラ号」と小型・クルーザータイプの船の2種類あるんだそうな。オーロラ号は大型なので揺れも少なく、設備も整っているけれど、どちらかというと遠くから半島を見るという感じ。

 

 

クルーザータイプの船だと、小型な分、岸の近くまで寄ることが可能で説明も細かく、しかも見所ではとまってくれるとのこと。確かに何隻か、岸に横付けするようにとまっているクルーザーを発見。なんだよぅ。そっちにすればよかったよぅ。

 

 

一応、船内にはアナウンスが流れて知床半島の説明が聞けるのですが、船のエンジン音でほとんど聞こえず。

 

  カムイワッカの滝。水温が40~43度ある強酸性で、滝つぼが天然の温泉。いいなぁ、ヒリヒリするだろうけど入りたいなぁ。
 
ここでUターン。船は更に半島から離れて、遠めに見ながら帰ります。  

だめだ。多分、半島の要所には、なんとかのなんとかっという名前がイロイロついているらしいんだけど、エンジン音で全然説明が聞こえないって。

 

 
ウトロ漁港の『ゴジラ岩』。確かに角度によってはゴジラに見える!  

『ゴジラ岩』の近くには『ゴジラの手湯』という源泉が。手をつけたら熱かったです。ただキレイじゃない。

 

 

道路沿いには、観光業者やお土産物屋さんが数件並んでいました。店頭でもっそい勢いでクルクル回ってるものがあって、何だろう?って見てみたら、魚の干物でした。

 

  骨にかぶりついている犬もいた。
 

めっちゃ怪しげなオヤジさんがいた『カルペ』というお土産屋さん。シカの角やあざらしの牙、熊の歯や爪をつかった置物・アクセサリーを売ってます。ネックレスを買いました。

 

  次は網走に行くよ!またはてしなく続く一本道を走ります。
 

博物館『網走監獄』に到着。再現された『鏡橋』渡って中に進みます。網走刑務所は、市街地と網走川を挟んだ位置に設置されているため、この橋を渡らなくては出入りすることが出来なかったそーです。

 

  通称「赤レンガ門」と呼ばれる網走刑務所正門。正門の左右には部屋があって、一方は正門担当看守が受け付けとして使い、もう一方は面会に来た家族が申しこみと待合室に使ったと、ガイドさんから聞きました。
 

ちょうど到着した時間から、無料のガイドツアーがあるというので、それに申し込み。みんなでゾロゾロついていきます。やっぱりちゃんと説明聞かないと、わかんないもんね。

 

  ここは浴場。お風呂場ですな。看守の号令のもと、細かく時間が決められ、脱衣から着衣まで15分間で終えなければならなかったとか。私語は厳禁だったんだって。
 
当時の様子を再現した人形がおいてあります。きゃ!裸だわん。でも、こっち向いてないから、よく見えない…。残念…。  

問題行動をおこした人間がいれられる『独居房』。現在、反省中の人がひとり。ためしに外門をしめてみたら、真っ暗で何も見えない状態でした。

 

 

実際に網走刑務所で使用されていた獄舎。廊下側からはそれぞれの部屋の中は見えるけど、部屋の中からは、廊下をはさんで向かい側は互いに見えないように作られておりるんだそーです。

 

  あーあー。聞こえますかー?というか、ワタシお腹がでてる…。
 

脱獄している『五寸釘 寅吉』の人形。6回脱獄して、しかも足に釘がささったまま12キロも走って逃げ切るという、ありえんわね。どんな精神力やねん。

 

  温暖化と言われる今でも、北海道って寒いと思うんですけど、当時はもっと、洒落にならんくらい寒かったはず。でも暖房器具はこの薪ストーブ1台だけだったとか。絶対に風邪ひく。
 

お食事中のみなさん。

 

 

受刑者が塀の外に出て、日帰りできない作業をする場合は「休泊所」と呼ばれた仮小屋で寝泊まりしてたらしい。その再現ですな。

ん?奥になにか一緒に寝ている?

 

 

む!? 大仏が添い寝?

 

  看守さんに怒られて反省中。
 

実際にお世話になっていた方々の、芸術作品なんかも展示されていました。イラストがあったり書道があったり。

 

  これは現在の刑務所の中を再現したもの。意外とキレイでこざっぱりしている。
 

テレビもあるんだ。

 

 

3キロの足かせ体験コーナーもあって、サラリーマン風の4人が、重てー!無理無理!と騒いでいました。

 

 

一緒に連行される大仏。

 

 

網走刑務所は、農園刑務所としても有名だそうで、外には実際の作業の様子が再現されていました。農機具や金輪荷馬車は当時使用されたものがそのまま使われてまス。

 

 

で、なぜか『かかしコンテスト』が行われていました。

 

 

網走刑務所ということで『五寸釘の寅吉』のかかし。足に釘が刺さって血がダラダラ流れているという、細かい演出がイイね!

 

 

うーん…マツコデラックスかー…。

 

 

申し訳ないけれど、全く希望を感じられない『希望』というタイトルのかかしさん。

 

 
面会に来ている奥さんと子供。だんな、あんたはいったい何をしたんだよ、奥さん泣いてるよ。

 

  裁判の様子も再現されていました。傍聴人として、裁判をみとどける大仏。
 
通称「通用門」と呼ばれた網走刑務所裏門にて。悪いことしません。お世話になりました。

 

  時間があったので、『オホーツク流氷館』へ。その名の通り、流氷とオホーツク海をテーマとした網走市立の科学館でございます。
 

流氷体験室では本物の流氷に直接触ることが出来まーす。分厚いコートを着て、いざマイナス15度の世界へ。

 

 

ワタシ「キタキツネがいる!」

キツネ「大仏がいる!」

 

濡れたタオルが棒のように凍る「シバレ体験」を体験中。グルグルと勢いをつけてタオルをまわすと、2~3分でカチカチになりました。

 

 

館内には、クリオネも展示されていました。

いっぱい泳いでいます。そして意外とキレイに写真がとれました。

 

横の水槽にはきれいな色の貝殻とお魚がいました。ふぐ?なにか言いたげ。

 

 

だんだんと天気があやしくなってきたので、

いそいで宿に戻ります。今回は本当にお天気がさっぱりだなぁ。

 

 

あっという間に暗くなりました。北海道の夜は早いのです。外灯なんてないから、本当に真っ暗な道を走ります。

 

  今日の夕飯。また、これでもかっというくらい出ました。食べきれない…。と言いつつ、全部食べるんだけどね。
※9月13日
 
朝食。口コミどおり「つくだ荘」は料理がサイコーでした。また泊まりたい。  

食堂の様子を撮影。ここは観光バス会社と契約しているらしく、運転手さんやバスガイドさんたちの団体がいました。

 

 

今日は旭山動物園をめざします。その途中でよった『オシンコシンの滝』。写真ではわかりづらいですが、かなり迫力があってお勧め。道路沿いにあるので、車もとめやすいです。

 

  トイレを借りた『トイレ3・3・3』。なんかデザイン凝ったカッコイイ建物だったのですが…。
 

「ゴミを置いて行かない」と張り紙。しかもガムテープ。

 

  「水をはねないようにして洗って下さい」と手洗場にも張り紙。ガムテープバージョン。
 

あっちにもこっちにも。「ゴミを置いて行かない」「ごみポイ捨て禁止のお願い」の張り紙。

 

  隣接していた売店にも、「札のおつりわすれずに取って下さい」の張り紙。
 

ごみ箱にも「ゴミの分別にご協力下さい」の張り紙。張り紙ばんざーい!

 

  でも、ソフトクリームはとっても美味しかったです。
 

初めて見た『ビタミンカステラ』と『みそぱん』買いました。味が想像できない。

 

 

旭山動物園到着!と言っても、移動に時間かかって、すでに午後2時すぎ。閉園時間が5時15分なので急いでまわります。

 

一応案内板の前で記念撮影。平日ということもあってか、子供がほとんどいません。これだけ大人ばっかりの動物園って珍しいと思う。

 

  まずペンギン館にて。水中トンネルでは下から泳いでいるペンギンを見ることができます。
 

いやん、ペンギンかわいい(はぁと)。空を飛んでいるみたい~。

 

 

水中トンネル越しにこんな撮影もできます。

カップルにお勧めだYO!。

 

あざらし館に入ると、すぐに円柱型の水槽が目に入ります。アザラシさんが自由に泳いでいる姿が間近で見られて、キャッキャッする大人たち。


  カップルが水槽越しに手を振ると、好奇心旺盛なあざらしさんがやってきて、手の動きに頭をあわせていました。かわゆい。
 

白くまさんのモグモグタイム。人気なので室内ギューギューに入れられる大人たち。そしてほとんどの人たちが撮影中。

 

  白くまさんが魚を食べるたびに、わー!とかおおー!とか歓声があがります。
 

カメラ目線の白くまさん。見られることに慣れている。超人気者。

 

 

ふてくされている感じのヒグマさん。北海道では身近な動物だからか、若干人気がなさげ。見ている人も少ない感じ。

 

 

ユキヒョウコーナーでは下から肉球が見られます。こうやって見ると、猫と一緒なんだよなぁ。

 

  ウトウト中のライオンさん。猫だな、猫。
 

物思いにふけっているエゾシカさん。一瞬目があったかと思うと、ぱっと目をそらして、また何かを考えているという…。

 

 

オオカミさんもいます。エゾシカコーナーと隣接していて、タイミングよければオオカミとエゾシカが一緒に見られるということがあるらしいです。

 

 

首を一生懸命のばして、葉っぱをムシャムシャ食べているキリンさんを、これまた一生懸命ピントをあわせて撮影している男性を、後ろから撮影する。

 

  チンパンジーのお尻をマジマジを見ることって、人生の中でそう無いことだと思うんですよ。
 

飼育員のおじさんに、エサをくれとアピールする様子が間近で見れました。

 

 

カップルの前で、急に大人しくなって、それらしくポーズをとるチンパンジー。なんだんだよぅ。

 

 

こちらでは頭上を蛇がソロリソロリ歩いていました。うんちに気をつけてね!と言われてもなぁ…と思っていたらうわ!何か落ちてきた!と騒ぐおじさんが。

 

 

今回見た中で、一番ヒットしたアメリカアリゲーターさん。開園当初から居られるという、古株さんですな。この何とも言えない表情がたまらんです。

 

 

エゾシカの角の重さを体験できるヘルメットや触って中身をあてる箱などが置いてありました。

 

  旭山動物園の見所として、動物もですが、設置されている看板等もイロイロこだわっていてカワイイです。
 

自動販売機も、それぞれ動物の絵が描いてあって、見ているだけでも楽しい。

 

 

インパクト大なゴリラやキリン型のイスも。

足元には小さな鳥さんまで。スタッフさんのここに来る人みんなに楽しんでもらいたい!という努力を感じます。

 

 

あれ?ここにタコって展示されていたっけか?まぁ動物…たしかにタコも動物だもんね!!

 

 

正門入り口では、この動物園の動物や看板のガチャガチャが置かれていて、おじさんがひとり何個も買っていました。お土産にするのかな?

 

 

あと気がついたのが、いたるところに見られる工事中の看板。動物園はまだまだ進化途中だったのですね。

 

  立ち入り禁止のおじさんたち。この点もこだわっているのか、同じ看板がなく全部違う種類でした。すごいわー。
 

あっという間に閉園時間になって、人がほとんどいなくなった園内。紹介できなかったけど、フクロウやツルなどの鳥系や、オラウータンやニホンザルなどの猿系など、まだまだいっぱい動物達はいました。時間が足らんて…。

 

  夜はホテルで紹介してもらった焼肉屋さんで。ここ最近ずーと海の物ばかりだったので、お肉を無性に食べたくなって、迷うことなくチョイス。
※9月14日
 

今日はこれまた、びっくりするような晴天!朝、ちょっとホテルの前をウロウロしてみる。

 

  旭川買物公園には、こんな銅像が。なんだかほのぼの。冬って雪はどのくらい積もるんだろう。猫たん、埋まっちゃうのかな。
 

今日は美瑛・富良野を満喫します。まっすぐな道を走る、走る~。

 

  お米がいっぱいだー。
 

ぜるぶの丘。ケンメリの木が見られます。

色がとっても鮮やか。

 

うわー、日本じゃないみたい。北海道って本当に広いんだなぁと実感。

 

 

四季彩の丘に移動。駐車場には大型バスが何台もとまっていて、中国人?台湾人?がとっても多くて、うるさくてにぎやかで…(^_^;)。


 

咲き乱れるひまわりの前で、トラクターに乗ってポーズをとる大仏。いろいろな花が植えられて、とってもキレイでした。でもこの横でも、アジア系の団体の観光客がワーワーしゃべってて…(-_-)。

 

 

売店でメロンソフトを購入。美味しい~。壁には俳優の高橋英樹とか、ココに来たいろいろな有名人の写真が飾ってありました。


  人混みを逃れて"パノラマロード"へ。360度、グルッとこの風景が広がっています。 ここは団体の観光客が来ないので静かに見られて、とっても良いです。
 
広がる大地。  

めっちゃ気持ちイイーーーーー!

 

映画「パノラマロードにつれてって」

 

 
三愛の丘展望公園より。ここも人がいない。ずーとこの景色見てるいだけで、癒される。  

のどかだなぁ…。

 

 

これ、始めはわからなかったんだけど、ジャガイモなんだね。写真では伝わりにくいですが、箱かなり大きいです。そしてぎっしり、ジャガイモが入っていました。

 

ジェットコースターの路。某テレビ番組的に言うと”チンさむロード”の巨大版という感じでしょうか。一本道で、しかもかなりのアップダウンなので、けっこうスピードでます。運転気をつけよう。

 

ジェットコースターの路を走ったときの動画です。

 

 

四国では絶対に見ない標識が、ココではいたるところにあります。乗馬している人に注意の標識。

 

  え?リス飛び出し注意??
 

まっすぐな道を走る…。お腹すいたなぁ。

 

 

ファームレストラン「あぜ道より道」でランチ。野菜カレーがまじ美味しかった!一応メロンのデザートがついていましたが、その後、隣接している「トアルージュ」というスキーツ屋さんでケーキを。これがまた美味しかったんだよぅ。

 

 

メロンのアドバルーンがあがってる!!

ファーム富田の駐車場は、大型バスやレンタカーだらけで、たくさんの人がいました。

 

  残念ながら、ラベンダーの時期は終わっていましたが、それでもお花がとってもキレイ。
 
隣接しているとみたメロンハウスでは、果物としてのメロンはもちろん、メロンをアレンジした食べ物がイロイロ売られていました。メロン味をこれでもかと味わえます。   メロンソフトクリームと、メロンクリームパン購入。この世の中でメロンが一番大好きなかぼすが、さっきからヒーヒー言っていて、とってもうるさい。
 

うわっ、これ美味しいわ!

 

  自動販売機も、黄緑のメロン色にデザイン。
 

メロンで大満足したかぼすに、ここでスペシャルなオチが!。警察にとめられました一時不停止だってさ。7千円罰金、2点減点。orz…。

 

  キツネ飛び出し注意の標識。北海道ならではだなぁ。
 
沈む夕日。違反切符きられて、傷心のかぼちゃん。会話のない夫婦。無口に札幌をめざします。  

ススキノの夜。いたるところで、ガタイのいい男の人たちが客引きをしておられました。目が合っただけで因縁つけられそうな感じで、だんだんと伏せ目がちに歩く。

 

 
そっか。雪が降るから、タイヤ止めじゃなくて、車の上にバーがあるのか…。初めて見た。   飛び込みで入った小さなラーメン屋さんは、とっても美味しかったです。
※9月14日
 

最終日。ホテルにて、軽い朝食。

 

 

せっかく札幌市にいるんだから、それらしい観光しようぜ!と歩いていった『さっぽろテレビ塔』。へー。有名なんだ。

 

 

え?これがあの『時計台』??『高知のはりまや橋』にづづく衝撃をうける。

 

  ついに時間となりました。バス停から見た、北海道最後の写真。ありがとう、北海道。楽しかったよ、北海道。北海道はサッポロビール!
 

 

まとめ

 

家に着いたのは夜の10時過ぎ。どしゃぶりの雨でした。傘もってないから、駅から家まで荷物ガラガラ引っ張りながら濡れながら歩いて帰って、最後はいつもこんなもんです。でも楽しかったからいいの!北海道はとっても広くてご飯は美味しくて、サイコーでした。また行きたいです。ちなみに走行距離、ほぼ四国一周したのと同じ距離でした。

 


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